|
700の月の伝説
(A
Lenda das 700 Luas)
昔、テレナというインディオ部落にカカイ(Cacai)という女性がいた。族の中で最も美しく、魅力的な彼女に、族長がひかれ、結婚したいと思った。しかし、村の規則にカップルは700の月をいっしょに過ごし、本当にお互いを知り合って、それでも互いに結婚を望むことが確認されてのみ、セレモニーは行われるのだ。一度セレモニーを行うと、死ぬまでその人といきるという約束がされるため、テレナの人々にとってこのセレモニーは生涯で最も大事な決断である。だから不安な気持ちや失敗は許されない。
カカイは別の男性に惚れてしまい、族長との結婚を断ってしまった。しかし、族長はカカイの気持ちを受け入れず、無理やりに結婚を行った。納得のいかないカカイは愛する人と逃げることを決心した。たとえそれが死を選ぶこといなっても。こうして二人はフォルモーゾ川を舟で逃げた。 セレモニーを裏切ったカカイは殺され、流れ出た血は川の汚れを取り去り、カカイの心と同じように清くしていった。そんなことから今もフォルモーゾ川の水は清んでいるのだ。 |