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カンポス・ド・ジョルドン

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カンポス・ド・ジョルドン

(Campos dos Jordao)

 サンパウロの冬の観光地といえば、高原の町、カンポス・ド・ジョルドンの名前が真っ先に挙げられる。夏は各地のプライアに押されすっかり忘れられた町となるが、冷涼な気候と恵まれた自然、そして充実した宿泊施設等、日本人にとって最高の避暑地といえるだろう。夏は、観光客が少ないためホテルなども割引をしているところが多く、静かでのんびりと休日を楽しめる。

 カンポス・ド・ジョルドンは標高1743メートルに位置し、ブラジルで最も高い所にある町である。夏でも27度を殆んど越えない冷涼な気候からブラジルのスイスと呼ばれている。整備された幹線道路のおかげでサンパウロから車で約2時間半というこの魅力的な観光地は、冷涼な恵まれた気候から結核の療養所として有名で、日系の「さくらホーム」などもある。昔から多くの人々が療養に訪れてきた。日本でいえばちょうど軽井沢のような場所にあたる。

 この町の始まりは、金を探し求めていたガスパル・ヴァス・ダ・クニャ(Gaspar Vaz da Cunha)がこの土地の発見したことによる。1771年に、イナシオ・カエターノ・ヴィエイラ・デ・メロ(Inacio Caetano Vieira de Melo)が、ガスパルが通った道を進み、カンポス・ダ・マンチケイラ(マンチケイラ草原)に家族と18年も暮らした。1823年にマノエウ・ロドリーゲス・ジョルドン(Manoel Rodrigues Jordao)が土地を購入したことからカンポス・ド・ジョルドンに名前が変更された。冷涼な恵まれた気候から、療養所などあり、昔から多くの人々が療養に訪れてきた。

 市内は緑に溢れ、道の両脇に植えられたプラタナスがトンネルの様に道を覆い、さらに打ち上げ花火を連想させる巨大なパラナ松やスギがアクセントを加え、あたかもアルプス山麓の町のようである。白壁に木を組んだドイツ風の家が多く、ヨーロッパの小さな田舎町の雰囲気が漂う。セントロには、スイスの名物料理、フォンジュのレストランやセータのお店などが軒を並べる。近郊で作られるチーズやバターなどの酪農製品は、お土産に最適である。

 


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