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味の街道(エストラーダ・ド・サボール)

(Estrada do Sabor)

 

...パンの香りが漂う

 

   町おこしと、ガリバウジに根付いたイタリア人の植民地文化と歴史を人々に伝えようとエストラーダ・ド・サボール(味の街道)ができた。この街道には、6個の共同体があり、それぞれの家でワインや家庭料理などが食べられる。また、この道沿いには、ぶどう園や谷、洞窟、礼拝堂、倉、アドベンチャーコースなどがあり、歴史の散策、トレッキング、釣り、ピクニックなどができる。

 トラックを改造したツアー用の車で移動を行い、ブドウを採ったり、家庭料理を楽しみながら、この街道を進んでいく。

 たとえば、ジョルジェ・マリアニ家では家族の歴史を聞いたり、博物館となってるおじいちゃんの部屋を見物したり、見晴台から近所の町を見渡すことができる。オデッテ・ベツー・ラザリニさんは見晴台まで小道を歩きながらピクニックも出来るように企画した。

その他、古い家庭用品、宗教品、写真の展示が見られる。予約すれば小さなグループなら食事のサービスもできる。

バッカロ家では、訪問者に昼食と夜食を提供する。お客はトレッキングを楽しんだり、ぶどうの木を見たりすることができる。ブドウ酒の醸造に興味のある方はブドウ酒造りの説明が聞ける。ジョゼ・サルバギニ家ではイタリア移民の家庭用品や衣類が見られる。オリル・ブルガリー家には倉の香りがし、サラミソーセージやコパス(サラミソーセージ類)が販売されている。ルシア・デビアジさんの家では穀類のアルコールをつかったちょっとかわったリキュールが飲める。その他ジュース、パンや自然食品を試食できる。

 昔、ノナ達(イタリア語でおばあちゃんの意)は最後の一切れのパンをとっておいて、小鳩をつくり、フェイジョン豆で目をつくり、とがった口にわらをつけ、巣をつくってるかのような形にし、孫にプレゼントしていたという、いまでも小鳩のパン「コロンビナス」を作っているおばあちゃんがいる。

 この街道の小旅行は、当時のイタリア移民の文化や心意気が実感でき、楽しい旅である。


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