イターの町ができて十二年、アメリカの住宅地のような塀のない奇麗な家が立ち並び、伸び伸びとした新鮮なイメージを与える町である。
「町が湖に沈んで、九六年に新しいイターの町に土地と家をもらって生活も良くなったよ」
とイター市民は喜ぶ人が多い。
人口も次第に増え四千人が、約七千人なったという。
町が観光業に乗り出したのはまだ一年足らず、未だにクアトロホーダス(観光本)にも載っていないが、湖の水面に塔の部分を残して沈んだサンペドロ・アポストロ教会の異景を見に週末にもなると多くの観光客が訪れる。この教会の他にも温泉ホテル、スポーツフィシング、水上スポーツなど、観光の町として可能性は大きい。
イター・テルマスは町の観光の中心ともいえるリゾート・スパ・ホテルで、整った施設と温泉そしてホテルから見る湖の美しさが注目され始めている。プールは室内外にあり、サウナ、ボーリング場まである。その他、泥、牛乳、チョコレート風呂などを使ったスパも行っており、ゆっくりと心身を休めるのに最適なホテルである。百九十mから引き上げた約三十六度の温泉は、肌、高血圧、やけどなどに効能があるとのことである。
ウルグアイ川ではドラード、ピンタードなどが釣れるそうで三月末には第一回ドラード釣り大会が行われる予定である。
温泉に入りながら、西サンタカタリーナのヨーロッパの雰囲気を味わうのも楽しい。
■アクセス:ヴァリグ航空でサンパウロからチャペコーまで、チャペコからイターまで車で約一時間。バス(Reunidas)でサンパウロからコンコルヂアまで十三時間。乗り換えイターまで
■観光スポット:教会の塔、Casa da Memoria, CDA(環境博物館)住所:Avenida Tancredo Neves, 1900
■ホテルIta Thermas: Rodovia SC466,Km 72 - ITA /電話:(49)3458 9200/0800 643 9200

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