オウロ・プレット
(OURO
PRETO)
バンデランテス(奥地探検隊)によって偶然金塊が発見され、宿営地となったのが、オウロプレットの町のはじまり。その後一攫千金を夢見る全国の探検隊が殺到し、この地方の経済の中枢として黄金時代の主役となる。
18世紀には世界の金総生産量の6割を産出したといわれ、その豊富な金と富を使って豪華絢爛な教会が建設された。今でもその町並みはほぼ当時のまま残され、1980年にはユネスコの世界遺産にも指定されている。市内には大学もあり、昔から絵描きや彫刻家などの芸術家が多く住み、自由な雰囲気にあふれている。
オウロプレットはベロオリゾンテから約96キロ、標高1150メートルにあり典型的な山岳気候。12月〜3月は雨が多く、観光にはあまり向かない。主なお祭りとして、参加型のカーニバルとセマーナ・サンタが有名。後者には天使や騎士などに仮装した市民が町にあふれ、町全体がさながら一大劇場と化す。
茶色い甍の波の続く迷路のように入り組んだ坂道を歩いているとなんとなく郷愁を覚えてしまう。ペルーのクスコ同様、数百年も渡って続いてきた古都の醸し出すエネルギーは人間の根底にある何かをくすぐるのかもしれない。
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