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サン・ルイス
(SAO
LUIS)
飛行機を降り立つと、時間の流れは、サン・ルイスのゆったりとした流れになる。そう感じるほど、サン・ルイスは、のんびりとした町なのである。 サン・ルイス島にある州都サン・ルイスは、400年前にフランス人のダネイル・デ・ラ・タイシュ(Daniel
de La Touche)が、植民地を南米に創る為、入植したのが始まりで、ブラジルで唯一フランス人によって作られた町である。その後、オランダ人が同じ目的で、サン・ルイスをフランス人と争ったが、1615年にフランス人はポルトガル人に追い出され、最終的にはポルトガルの植民地となった。サン・ルイスという名前は、フランスの国王、ルイス14世を祝ってSaint
Louisと名付けられたもので、ポルトガル語でサン・ルイス(Sao
Luis)になった。 このような複雑な歴史から、先住民のインディオとフランス人、オランダ人、奴隷として連れてこられたアフリカ人そしてポルトガル人などの文化や風習、血が混じり合い、人種構成も非常に複雑なものとなっている。特に、建物や料理、音楽などは独特の発展を遂げた。 砂糖と綿花の輸出港として繁栄したこの町は、裕福なポルトガル人が金にあかして豪奢な邸宅をたて、旧市街地の建物の正面の壁は美しいタイルで装飾されたものが多い。旧市街地は、ユネスコの世界遺産にも選ばれ、その雰囲気は、ちょうど、サルバドールの改修される前のペロリーニョのようで趣がある。 レゲエの影響が強いことから、サン・ルイスは「イーリャ・デ・アモール(愛の島)」「イーリャ・デ・レギ(レゲエの島)」「ジャマイカ・ド・ブラジル(ブラジルのジャマイカ)」とも呼ばれ、週末にはいろんなところで、レゲエの生演奏が行われている。6月末には、国内でも有名なブンバ・メウ・ボイ(Bumba-Meu-Boi)やタンボル・デ・クリオラ(Tambor
de Criola)の踊りが行われ、多くの観光客が訪れる。 赤道直下に位置し、7月〜12月は夏、雨の時期は1月〜7月、1年中暑い町である。ちょっと変わったブラジル、まだあまり知られていないブラジルを見たいという人にはぴったりの町である。
《基本情報》
人口: 86万7690人
平均気候: 26度〜28度
主な休日: 6月29日/9月8日
市外番号: 98 |