レンソイス・マラニャンセス国立公園
(Parque
Nacional dos Lencois Maranhenses)
サン・ルイスから約260キロにあるレンソイス・マラニャンセス国立公園には広大な砂丘が広がる。その広さは155000haにも及びグランジサンパウロ(サンパウロ首都圏)とほぼ同じである。毎年、1月〜6月の雨季に降った雨が溜まり、砂丘に数百個の池がができる。空から見ると、その池の水はエメラルド色に輝き、見るものの心を奪うほど神秘的な光景である。中でも幅2km、深さ5mの広大な池もある。砂丘の下には水が流れており、このため池ができるといわれている。乾季には全ての池が無くなり、この光景もまるっきり変わり、まるで砂漠のようになる。最近は天候不順で、池の水があまりたまらなくなったという。この神秘的な自然を守るため、1981年にレンソイス・マラニェンセス国立公園(Parque Nacional dos Lencois Maranhenses)が作られた。
この公園のアクセスの中継地として砂丘に面したバレリーニャという小さな町があり、ここから、砂丘ツアーや川下りツアーなどさまざまなツアーが出ている。この町へは飛行機(セスナ機、約40分)とバス(約3時間)があり、飛行機は、公園の上空を飛ぶので美しい砂丘の光景を満喫できる。この公園への観光が本格的に始まったのは97年からで、宿泊施設などまだまだ観光地の整備は完全ではない。観光地化されていない反面、楽しめる部分も多く、できるだけ早い時期にいきたい。平均温度は28〜33度。ツアーなどにはミネラルウォーター、サングラスや日焼け止めを持っていくが良い。
砂丘ツアー
バレリーニャの町から4輪駆動の車に揺られ約50分(13km)。車置き場から歩いて真正面の砂丘を登りつめると真っ白な砂丘にエメラルドグリーンの池が広がる。その光景は神秘的で思わず見とれてしまう。
池の水はあくまでも透明で、エメラルド色に輝く。池には小魚が泳いでおり、水浴びができる。是非水着を着用していきたい。数百メートルごとにラゴア・デ・ペイシェなどさまざまな池があり、形状も水の色も異なり、砂丘とあいまって、それぞれにさまざまな神秘的な風景をつくりだしている。誰も歩いていない真っ白な砂は、侵してはならない、神聖さが漂っており、一歩踏み出すのもためらわれる。ちょうど、新雪の上を歩く、あの気分である。
午後のツアーに入ると、砂丘の中に落ちる夕日を見ることができるのでお勧めである。飲み水、ビーチサンダル、水着を持参のこと。迷う可能性があるので、砂丘内を歩くときはガイドと一緒に歩くようにして一人では歩かないこと。
川下り
高速ボートで、プレギソウーザ川を下るツアー。途中、砂丘と池、灯台、などにより、最後に海岸で海水浴をするのが一般的なコース。最後の海岸は風が強く、人家が砂丘に埋もれるようにして立っており、寂れた雰囲気がなんともいい。時間があまりない人には砂丘ツアーをお勧めする。
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